AIX上でPRO*Cのプログラムを作成することになり打合せに行ってきた。
1~2時間程度かなぁなんて思いながら、開発内容なんかの打合せを終え
実際にAIX上で開発可能かどうか環境を確認することになった。
年末に電話をもらったときに操作を指示してサンプルをmakeしてもらったが
コンパイラが見つからないようなところで失敗していた。
ユーザーの環境設定とかパスの設定とか環境変数の設定とかが問題なのか、
そうだとすればまぁ予定通り2時間以内で帰れるかなどと考えていたが。。
oracleのprecomp/proc/demoにあるdemo_proc.mkでmakeしてみるとやはり
エラーになる。
中からoraxlcというスクリプトを呼び出しており、その中からxlcという
コンパイラを呼び出しているらしい。
しかし、そこに書かれたパスやそれらしいパスにはそんなプログラムは
入っていなかった。
ccはダミースクリプトに置き換えられていて、使えるのはgcc3.3.2だけ
だった。
ネットで調べてみると以下のページに書かれているコンパイラが必要
そうだがvacもVisualAge C++も入っちゃいない。
http://www.oracle.co.jp/products/system/o9/uv920/index.html#ibm5l
ちなみにVACの値段を調べたら30万円程度。結構しますね。
でもほんとにgccじゃだめなのか?ってことで調査開始。
とにかくmakeしてエラーになったところを潰していくことに。
コンパイラはgccを使うようにして、
64bit用のオプションの指定の仕方を変えて
オブジェクトファイルはできたけど、リンクしようとすると失敗する。
またまたネットで調べてみるとgccはspark用にすれば64bitコードを
吐くらしいが、それってどうなの?というわけでちょっと断念。
ん?じゃ32bitコードにしちゃえばいいのか?
と、よく見るとサンプルフォルダにはdemo_proc32.mkがあるじゃないですか。
それなら簡単ってことでまたまたコンパイラ指定をgccにしてから
make!
おーーーー、無事実行ファイルができました。
その後実行したときにTNSとかのOracleクライアントの設定で悩みましたが
無事動作することを確認できましたが、
結局打合せも含めて7時間くらいかかってしまいました。。
というわけで来週くらいから実際に開発を行う予定。
その前に今抱えている仕事を終わらせないと。
- タグ :
- AIX
- Oracle
- PRO*C
- xlc
スポンサーサイト
テーマ:ソフトウェア開発 - ジャンル:コンピュータ